先日うつ病の症状を改善するゲームとして『SPARX』が話題に上がっていました。RPGスタイルのゲームで、プレイすると自然と認知行動療法の基本テクニックが学べるゲームなんだそうです。なんとプレイした患者の43.7%が完治した(改善ではなく!)そうで、ゲームの新たな可能性を示してくれていますね。ちなみにこの『SPARX』、2011年に一度賞をもらっていて割と古いゲームです。
さて、鬱を治すゲームがあると思えば、鬱の世界を表現してしまうゲームもあります。
それが『Neverending Nightmare(ネバーエンディングナイトメア:終わらない悪夢)』。
開発者であるMatt Gilgenbach氏は、以前開発した『Retro/Grade』というゲームが売れなかったことから強迫性障害と鬱を患ったそうで、その苦しみや恐怖をこのゲームで表現したんだとか。
本ゲームはPC用なのですが、あまりにも気になったので記事にしてしまいました。
横スクロールタイプのゲームで、主人公のトーマスは開発者と同じ精神疾患を患っており、ひたすら目的無く血みどろの病院や薄暗い洋館を彷徨うんだそうです(・_・)
ファミ通にプレイ記事が載っています。
(ファミ通)・・・
先ほど言及したとおり、本作では、悪夢から目覚めてもまた違う悪夢が待っているという抜け出すことのできない状況に置かれる。しかもその回を重ねるごとに、怪奇現象が頻繁に起こり、多数の異形の怪物に襲われるといった具合に、状況はさらに過酷になっていくのだ。敵も前触れもなく現れ、躊躇なくトーマスを襲ってくる。これも強迫性障害の象徴なのかもしれない。
ときに、悪夢から目覚めると、それまで探索していた場所ではなく、まったく違う場所で目を覚ますこともある。たとえば、それまでいた洋館からいきなり精神病院で目が覚めると、そこは壁一面が血みどろで、人間の切断された手や足、さらに首のない死体が山のように積まれており、異様な叫び声が時折響く異常な世界に……といったことも。
・・・
ちなみに本作には武器はなく、敵への対処方法は走って別の場所へ逃げ切るか、隠れるしかない。しかもトーマスは喘息を患っているので少し走っただけで息切れを起こし立ち止まってしまう。そうなると数秒は操作不能となるので注意が必要だ。実際、「ここで敵はでないだろう」と、闇雲にトーマスを走らせて肝心なときに息切れを起こして敵に殺される……なんてこともしばしば。ゲームはほぼ8割が歩きでの探索となるので、ただずっと恐怖におびえながら歩くしかないのだ。
・・・
怖すぎじゃないですか?
特徴的なモノクログラフィックだけでも怖いのに、この演出。そしてサウンドにも力を入れてしまっているとか・・・夜1人でヘッドホン付けてプレイしたら、本当に病的な世界に目覚めてしまいそうで怖いです(;’A ’)

精神世界がこんな風になっている人もいるという事なんですね・・・。
ブルブル。
興味のある人はプレイして、僕に感想を教えてください。
僕はとてもではないですがプレイする勇気が無いので(笑)
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Vitaちゃんとかで出してくれるとプレイしやすいんですけどねぇ。
でも売れなかったら開発者の精神病が酷くなってしまう・・・(;’A ’)
プレイしましたか!(笑)
僕ならやるとしても、真昼間に音小さくしてやりますわ(笑)